おでんを圧力鍋で作ってみたことはありますか？
実は、圧力鍋を使うとおでんが驚くほど早くでき上がり、味がよく染み込みます！
ただし、注意しなければならないことがあります。
それは【練り物とじゃがいもは圧力鍋に入れてはいけない】ということ。
気温が下がり、寒くなるとおでんが美味しい季節がやってきますね。
特に大根は出汁がしみ込んでいると、心地よい幸せな気分に包まれます。
圧力鍋を使って、手軽に美味しいおでんを作ってみませんか？
目次
圧力鍋に入れてはいけない具材や注意点
圧力鍋を使ったおでんは、時短で手軽な調理法ですが、注意すべき食材があります。
「じゃがいも」や「さつま揚げ」、それから「白滝」や「こんにゃく」などは、圧力鍋に入れるべきではありません。
意外にも、たまごのように爆発しそうなイメージの食材は、実際には圧力鍋で調理しても問題ありません。
今回は、圧力鍋でNGな具材と留意点をお伝えします。
圧力鍋NGな具材【じゃがいも】
圧力鍋でじゃがいもを調理すると、煮込みすぎて形が崩れてしまうことがあります。
綺麗な形を保ちつつ調理するためには、事前に電子レンジで竹串が通るくらいの柔らかさに加熱しておくことが重要です。
じゃがいもを出汁に入れるのは、食卓に出す直前が良いタイミングです！
圧力鍋に入れてはNGな具材【 練り物】
個々の好みもあるかと思いますが、練り物は一般的には煮込みすぎると味が損なわれると言われています。
さらに、練り物は圧力調理すると膨張する性質があるので、圧力鍋に練り物を入れないようにするのは必須です。
こんにゃく、白滝、さつまあげ、はんぺん、ちくわ、ちくわぶなどが練り物に該当します。
さつま揚げは油を抜いたり、こんにゃくと白滝は下茹でをしておくと味の染み込みがよくなりますよ。
出汁に入れるタイミングは、圧力調理が終わった後で、食べる直前に入れて出汁をよく染み込ませるのが美味しく食べるポイントです！
たまごは圧力鍋に入れても爆発することはありませんが、出汁で長時間煮ると表面が硬くなり、しっかりした食感になります。
出汁が染み込んだ、しっかりした食感のたまごをお好みの方は圧力調理を、ふんわりとした食感のたまごが良い方は後から入れて仕上げてみてください。
圧力釜にいれるべきおすすめの具材
圧力鍋に適した食材は、大根、牛すじ、そして鶏の手羽先などです。
8〜10分間程度加圧し、自然に圧力が下がるまで待ちます。
圧力が完全に抜けたら、下ごしらえした練り物やじゃがいもを加えます。
その後、さらに約10分ほど煮込んで完成です。
大根と肉類を一緒に加圧することで、昆布とお肉の出汁が引き出され、風味が豊かになり、大根がふんわりとやわらかく仕上がります！
おでんを圧力釜でつくる手順
- まず、昆布だしを作ります
- 醤油とみりんを昆布だしに加えます
- 圧力調理したい具材を入れて強火にします
おでんに、鶏の手羽先を使う場合は、良い鶏だしが出るように手羽中と先を包丁で分けてカットします。
手羽中には、骨と骨の間に切れ込みを入れて乾燥昆布と水を加え、鍋に入れて約1時間放置し、少し肉を開いておきます。
これにより、鳥の風味が出汁にしっかりと加わりますよ！
圧力釜おでん よくある失敗例
圧力鍋でおでんを調理する際、よくある失敗例を把握しておくことが大切です。
これらの教訓から学び、失敗しないように心がけましょう。
まず、水分量の調節が一つのポイントです。
圧力鍋は密閉されているため、水分が蒸発しにくくなります。
通常の鍋と比べて水や出汁の量を減らす必要がありますが、逆に水分が少なすぎると焦げ付いたり、釜が損傷する可能性があります。
適切な水分量は、使用する圧力鍋の種類や具材の量によって異なるため、調理前に確認することが大切です！
次に、調理時間の見誤りもよくある失敗です。
圧力鍋は高温で調理するため、食材が通常よりも早く柔らかくなり、調理時間を長くしすぎると食材が崩れる可能性があります。
特に野菜は繊維が壊れやすいため、指定された時間を守り、必要に応じて火を止めて圧力を自然に下げることが重要です。
これらのポイントを心に留め、失敗から学び、次回の調理で改善点を取り入れることが、美味しく安全なおでん作りの秘訣です。
経験を積み重ねることで、より完璧なおでんを作るスキルが身についてくることでしょう。
まとめ
今回は、おでんを圧力鍋で作る時入れてはいけないものやおすすめの具材、よくある失敗についてご紹介しました。
圧力鍋を使用したおでんでは、昆布出汁と大根、そして肉類を最初に圧力調理し、その後に練り物やじゃがいもを加えることで、手軽に美味しいおでんを楽しむことができます。
練り物やじゃがいもを事前に下ごしらえし、準備しておくことが大切です。
この冬、ぜひ圧力鍋でおでんを楽しんでみてくださいね♪
