久々につけた車の暖房からカビのイヤ~な臭い。
窓を開けても消えないなんとも言えないニオイ。
そのままにしておいても、決して臭いは消えませんし、体にも良くありません!!
そこで今回は、
・車の暖房からカビ臭が!どこから臭うの?
・カビ臭がする原因
・カビ臭除去方法
を紹介します♪
車の暖房からカビ臭が!どこから臭うの?
愛車の暖房をつけたら、カビの臭い・・・
車の中は狭いうえに、暖房をつける冬場は窓を閉め切るのでカビの臭いは耐え難いもの。
とは言え、「カビの臭いがするから・・・」といって、暖房なしでは寒さで体が冷えてしまいます。
「カビのニオイ、辛抱するしかないのかな・・・」というのがたいていの方の思いでしょう。
いったい、車の暖房をつけた時に発生するカビとはどこについているのでしょうか?
実は、カビがつきやすいのは、エバポレーターという、エアコンの冷却装置やエアコンフィルターです。
それ以外にも、シートの隙間やマットの裏など、見えにくいところにカビがつき、エアコンの風に乗ってにおいが広がることもあります。
車の暖房からカビ臭がする原因
エバポレーターにカビがつくのは、家の窓に結露ができるのと同じ原理です。
冷えたエバポレーターを通り抜ける温かい空気が結露を作り、そこにカビがはえるのが原因です。
また、エバポレーターやエアコンフィルターにほこりが付着し、細菌が増殖すると、なおさらカビ臭は酷くなります。
エアコン以外には、
なども原因となります。
車の暖房のカビ臭除去方法
車の暖房をつけてカビの臭いがひどい場合は、カー専門店で、エバポレーターのクリーニングをしてもらいましょう。
その際、エアコンフィルターの交換も同時にすることもおススメします。
エバポレーターだけをクリーニングしてもエアコンフィルターが汚れていては意味がありません。
平均的な費用は(車種により違いあり)、エバポレータークリーニング5000円前後、エアコンフィルター1000円~3000円程度です。
交換したうえで、普段からカビがつかないようにしておくことが大事です。
その方法は、車の運転終了後、エンジンを切る前に、エアコンをOFFにして送風に切り替え、しばらく(2~3分程度)外気を取り込みます。
こうすることで、車作動中の結露を乾かしてカビの元をなくすことができるのです。
毎回できなくても、何回かに一度でもしてみてください。
全くしないよりも効果があります!!
それから、シートにカビがついていれば、こちらもクリーニングしてもらうのがいいでしょう。
マットはしっかり洗ってみてカビが取れればそのまま使っても大丈夫!!
カビがこびりついて取れない場合は交換しましょう。
その他には、車を風通しの良い日の当たる場所に駐車し、なるべく放置しないこと!
布団と同じで、日の当たらない場所に入れっぱなしにしておくとカビが生えやすいです。
あまり乗らない車や、日の当たらない場所に駐車している車は、たまに車を動かしてあげて、ドアを開けて風を通すようにしたらカビが発生しにくくなります。
まとめ
家庭用エアコン同様、車のエアコンもいつかは”臭い”を感じるときは来るものです。
日常的になるべくこまめに掃除をして、カビのもとを放置しないようにすることが愛車の暖房のカビ臭をなるべく発生させないコツと言えるでしょう。