じゃがいもをレンジ加熱で時短!!と言う人多いのではないでしょうか。
でもよくあるのが、「パサパサになっちゃった~~~」ということ。
でも、実はレンジでじゃがいもを加熱する事は、水から火にかけて鍋で茹でるよりも【栄養を逃さない!】というメリットがあるんですよ。
そこで今回は、
●じゃがいもがレンジ加熱でパサパサ原因は?
●パサパサになったじゃがいも元に戻せる?
について紹介します。
目次
じゃがいもがレンジ加熱でパサパサ原因は?
やってしまいがちな失敗のひとつが、パサパサになってしまうことではないでしょうか。
このパサパサの原因は加熱のしすぎです。
加熱しすぎることで、じゃがいもの水分が抜けてしまいパサパサになってしまうのです。
気をつけたいことは、パサパサを通り越してしまうと、最悪煙がでて焦げてしまうことがあること。
このようにならないためにも、レンジに入れる際は水にくぐらせラップでくるむという準備が大切です。
また、空気の逃げ道がないと爆発することもあるので、ラップでふんわりと包んだら竹串で穴をあけておくのも重要です。
鍋でじゃがいもを茹でる場合もコツがあり、ゆで時間が足りなければ、中はまだ固い部分が残っていておいしくありません。
しかし、ゆですぎると煮崩れを起こしてしまいドロドロ状態になってしまいます。
ゆでる場合、意外と時間の調節が難しいのですが、電子レンジを使うことで、その手間を省くことができます。
電子レンジもコツを覚えておけば、時短にもなり、毎日の負担を少しでも減らすことができるでしょう。
じゃがいもを電子レンジで上手に加熱するコツ
①皮がついたまま水でぬらして軽く絞ったペーパータオルで、じゃがいもを皮付きのまま包む。
※ペーパータオルで包むのは、これで蒸し煮状態になり、中がパサつきにくくなるため。
※初めから切って加熱するほうが便利ではあるもののが、皮がついたまま加熱するほうがパサパサになりにくいのでこちらがおススメ。
※ ペーパータオルはパッケージを確認し、電子レンジの使用が可能なものを使う。
電子レンジ使用不可のものを使うと、発火のおそれがあるので注意する。
②ラップでふんわり包む
③ラップでふんわりと包んだら竹串で穴をあけておく。
④加熱する
※じゃがいもは中くらいの大きさ(1個約150g程度)の場合、1個の加熱に必要な時間は600Wで3分半程度。
加熱時間は、じゃがいもの重さに比例します。
じゃがいも1コの重さが150gより重い場合は、様子を見ながら加熱時間を長くし、150gより軽い場合は、様子を見ながら短くしてください。
⑤かたさを竹串で確認。スッと通る柔らかさであれば、十分加熱されています。
まだ固い場合は、様子を見ながら10~20秒間くらい再度レンジにかける。
⑥時間があれば、、、乾いたふきんでかるく包む(5分程度)と、中まで均一に加熱されホクホクの食感に仕上がります。
何個かのじゃがいもを一度に加熱したいこともあるでしょう。
しかし、レンジは加熱ムラができやすいというデメリットがあります。
大きさにもよりますが、一度にレンジに入れるのは2~3個までに抑えるのがよいでしょう。
レンジで加熱したじゃがいもは皮がむきやすい状態ですが、とても熱くなっています。
水につけて剥くのもOKですのでヤケドに気をつけてください。
パサパサになったじゃがいも元に戻せる?
上記のやり方であれば、まず、パサパサになることはありませんが、万が一パサパサになった場合について、復活法を紹介します。
少しのパサパサならば次の方法で復活します♪
復活法その①
パサパサになったじゃがいもが熱いうちに酢と砂糖と水で味付けすると、しっとり感が取り戻せます。
分量はじゃがいも100gあたり、酢小さじ5分の1、砂糖小さじ5分の1、水小さじ5分の4。
ほんの少量ですが、効果てきめん♪是非、お試しください。
復活法その②
パサパサになったじゃがいもをお皿に置き、別の小さ目のお皿に水を入れ、二つともラップをかけずに600W30秒一緒にレンジにかける。
パサパサになったじゃがいもに水分を吸収させる方法です。
「もう少しかな?」と思う場合は、30秒単位でレンジにかけ確認しながら調節してください。
復活法その③
ポテトサラダやコロッケにする場合は、牛乳や生クリームを加えると、しっとり感が出てきます。入れすぎると、柔くなりすぎるので、少量づつ調節しながら加えてください。
まとめ
じゃが芋に多く含まれる栄養素のビタミンBやCは水溶性のビタミンです。
うまくレンジを活用する事で、茹でるよりも栄養の損失を最小限に抑えることができます。
ちょっとしたコツなので、覚えておいて損はないですよね。