冬の防寒着の定番と言えばフリースとダウン。
最近のダウンは昔みたいにモコモコしてなくてデザインすっきりだからすごく重宝します!
だから、この二つの重ね着は暖かさ最強!
そこで、今回は、
・フリースとダウンどちらが暖かい?
・フリースとダウン重ね着するなら着る順番は?
について紹介します。
フリースとダウンどちらが暖かい?
暖かさだけで言えば”ダウン”と思われがちですが、一概にどちらとも言えない場合もあります。
それは、【どのような用途で着るのか?】ということ。
例えば、室内で過ごす場合は、フリースでも問題のない暖かさです。
しかも軽くて作業しやすいのも良いですよね。
反対に、登山やアウトドアなど長い時間外で過ごすようなときは、ダウンが暖かいと感じるでしょう。
またダウンは暑くなったとしても汗を自然放出してくれるという点で野外作業には持ってこい!!なのです。
フリースとダウン一長一短があるので、それを理解したうえで、どちらを着るのか?を選択するのが良いですね。
フリースとダウンの特徴を紹介!!
フリース
●ポリエステルの一種で作られた柔らかい起毛仕上げの繊維素材
●メリット
保温性が高い、速乾性がある、軽量、簡単に洗濯できる、肌触りが柔らかい、安価
●デメリット
重ね着の組み合わせによっては静電気がおきやすい、洗濯すると毛玉ができやすい
ダウン
●ナイロン素材の記事をキルティング加工して羽根毛、羽毛を詰め物としてして作られるジャンパー
●メリット
保温性、体から出る汗を放出、軽量
●デメリット
最近では洗濯できるものが増えたとはいえ、基本的には洗わずに着るものなのでちゃんとしたケアが必要
フリースとダウン重ね着するなら着る順番は?
どちらか一つでも暖かいフリースとダウンですが、
Wで使うともっと暖かい!!
その理由は、”保温のしくみ”と関わってきます。
その仕組みとは?
肌に近い方に羽毛がある方が暖かくなるのです。
何かを温めたい場合、
温めたいものの周り(人の身体)に暖かい空気の層(ダウン)を置くことで、外側へ温度が奪われにくくなり温度が維持される仕組みがあるのです。
一般的なダウンは、人の体温で羽毛が膨らみ、生地の中に暖かい空気を保つことができます。
その温まった空気をフリース生地で守ると、より暖かくなる循環が起こるわけです。
これは羽毛布団と毛布にも当てはまります。
肌に近い方に羽毛、羽毛を囲むように毛布を置くと、毛布の上に羽毛を置く場合よりもはるかに暖かくなるのです。
防寒機能を考えた冬の衣類の着方は
肌着(調湿)⇒ダウン(保温)⇒フリース(防寒)⇒ウィンドブレーカー(防風)が効率的な順序と言えるでしょう。
まとめ
以前はダウンジャケットの下にモコモコ着こんでいたのが恥ずかしく思えます。
着れば着るほど体とダウンが離れていたのですね(^^;
間違った着方は暖かさが半減するだけでなく、体を冷やしてしまう恐れもあります。
”ダウンは体の近く”って頭の片隅に入れておくと良いですよ♪