年越しそばと年明けうどんはいつ食べる?意味や由来を調べてみた!

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”年明けうどん”って知ってます?
いかにも”年越しそば”に対抗してできたような言葉ですが、
なんだか近年流行ってきている・・・ようです。

・・・とは言っても、私は”年明けうどん”食べたことありません。
来年年明けには、旦那や子供たちにちょっと自慢しながら
年明けうどんを食べさせてあげようかな(^^)v

そこで、

●年越しそばと年明けうどんはいつ食べる?

●年越しそばと年明けうどんの意味や由来

について紹介します。

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年越しそばと年明けうどんはいつ食べる?

年越しそば

年越しそばは年越しの日(大晦日)ならいつ食べてもOK
【いつ食べるのが正しいという時間帯はそもそもない】
というのが真実です。

ただし、年越しそばは大晦日に食べる縁起物とされ、
年をまたいで食べるのは昔から縁起が悪いとされています

慌てて日付が変わるギリギリで食べるのであれば、
新年を幸先良く迎えるために、食べない方が無難かもしれません。

年明けうどん

年明けうどんの定義は、
【純白で清楚なうどんを年の初め、元旦から
1月15日まで
に食べることで、
新しい年を迎えられたことを祝い、人々の幸せを願うもの】
とされています。

年明けに食べる”年明けうどん”は
ただうどんを食べるだけではありません。

新春メニューがあるんです♪

食べ方は、
純白のうどんに1点、新春を祝う【紅】を使った素材を加えます。

例えば、
●蒲鉾やえび天などの練り物
●桜えびの掻き揚げ
●金時人参の掻き揚げ
●梅干し
●海老の天ぷら
などです。

これら以外にも、家庭にあるもので簡単に食べられる
【紅】をトッピングすれば「年明けうどん」の完成です。

うどんは日常的な食べ物なので、実際のところ、
元旦から15日までの間に一度ぐらいはうどんを食べているかもしれません。

それならば、これからは、新年初のうどんを
”年明けうどん”と意識してみてはいかがでしょう。

縁起よく紅のトッピングをするだけで
幸せ祈願ができるのですから(*^^*)

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年越しそばと年明けうどんの意味や由来

年越しそば

年越しそばの風習は江戸時代の町人の間で始まりました

一体どれが本当の話なのか?
全部が本当な話なのか?は定かではありませんが、
年越しそばを食べる理由は諸説が色々あるんです。

①蕎麦は金運が上がる縁起物となったという説

昔の金工職人達は、作業中に周辺にとんでしまった金粉を集める際、
そば粉で作った団子を使ったことにより金が集まると言われるようになった。

②健康長寿を願い食べられるようになったという説

そばのように長く細く生きられるように。

③一年の災厄や悪縁を切って新しい年を迎えるためという説

うどんに比べ蕎麦は切れやすいということから。

④健やか成長するため縁起がよいという説

そばの実は条件の悪い土地でも育ち、
嵐などで風雨に打たれても力強く再生する植物であることから。

⑤蕎麦を傍(そば)とかけて、
末永くそばにいられますようにという意味をもつことから。

どの話が正しいとしても、また違うかもしれない話であっても
”そば”には、良い意味ばかりなので、
やはり昔からの伝統行事として現在まで伝わる理由が
分かる気もします。

現在では”年越しそばを食べること”は
年末行事の中でもトップクラスの実施率をほこるほどですからね。

年明けうどん

年越しそばに比べてまだ期限の浅い”年明けうどん”

”年明けうどん”は、香川の「さぬきうどん振興協議会」が
2008年8月に商標登録申請を行い、
全国的に広げようと提唱し始まったものです。

2009年の正月が「年明けうどん」デビューです!!

”年明けうどん”と聞けば、
誰もが”年越しそば”を連想します。

年明けうどんを提唱するさぬきうどん振興協議会でも、
『年末には”年越しそば”を食べ、
お正月にはその年の幸せを祈りながら”年明けうどん”を食べましょう』と
PRしていて、伝統行事の”年越しそば”を見習いつつ、
年始の行事に定着させたい考え。

うどんは、太くて長いことから、
昔から長寿を祈る縁起物として食べられてきました

年越しそばの定義と比較しても、
縁起を担いだりする点が似ています。

こうしたことはほとんどの行事食の共通点であり、
気軽に出来ることが、人々に親しまれる大切な要素なのかも
しれません。

さぬきうどんの地の香川県では、
うどんの消費量断トツ1位で7月2日を「うどんの日」と定めています。

香川県では、
【葬式の後は長引かないよう四十九日までうどんを食べない】など、
うどんにまつわる様々な風習が存在します。

私が「ユニークだな~」と思ったのが、
お風呂を新築したら1番風呂に浸かってうどんを食べるという風習です。

新しい風呂に入ると中風(脳血管障害による後遺症のことで、
体のまひや言語障害のことを言います)にならないと言われているとか。

このことは、香川県の一部地域に残っているもののようですが、
うどんがいかに縁起物であることを物語っていますよね。

まとめ

香川県では、冠婚葬祭では必ずといっていいほど
うどんが振る舞われます。
年越しそばのかわりにうどんを食べる家庭も多いとか。

正月もおせちやお雑煮に飽きたらうどんを食べるそうで、
この”年明けうどん”がどのように国民的行事として
成長していくのか興味津々・・・です。

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