祝儀袋を袱紗なしで渡すのは非常識?ない場合の代用品は?

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独身の頃は、結婚式の祝儀袋を入れる袱紗(ふくさ)は母に借りて使っていましたが、結婚する時に”私専用”の袱紗を母がプレゼントしてくれました。

しかし、私の友達の中には、袱紗のことはあまり気にせず、バッグから祝儀袋をおもむろに取り出す人も少なくありません。

普段の生活では使う事がほとんどないから、持っていないと言うのも分からなくはありませんが、実際、必要なのでしょうか。

そこで今回は、

●祝儀袋を袱紗なしで渡すのは非常識?

●袱紗がない場合の代用品は?

について紹介します。

祝儀袋を袱紗なしで渡すのは非常識?

祝儀袋を袱紗なしで渡すことが非常識か?そうではないか?と言う、基準はとても難しいところではあるのですが、現在までの日本のしきたりなどから考えると、”マナーに反する”部分がでてきます。

最近では若い人やまた男性の多くでは袱紗なしでそのままスーツの内ポケットに祝儀袋を入れて持ち歩く人も増えています。
そのような習慣も受け入れられつつある現在なので、決して”非常識”とも言えない部分もあるかもしれません。

また、
●もともと袱紗を知らない!
●受付で祝儀袋を出すとき、袱紗に包んでいたら混雑の原因になるから包まない!
という理由もあります。

しかし、年配者や祝い事のしきたりを気にする人が多いのも事実です。
そう考えると、自分の考えもあるでしょうが、相手へのお祝いの気持ちとほんの少しの気遣いとして袱紗を使うのは、やはり良いことだと思います。

受付でスーツの内ポケットやカバンからそのまま出すよりも袱紗を出して広げて渡す方が見た目も綺麗でスマートに感じませんか?

祝儀袋を袱紗に包む意味

もともとの袱紗の起源は、【貴重品をおさめた箱の上にかける風呂敷】でした。
貴重な物や大切な贈り物を汚れないように包んで運んでいますという礼儀だったのです。

そこから、今現在にいたるまで祝儀袋のお金を丁寧に包むようになったわけですが、実際祝儀
袋をそのまま持ち歩くと、シワが入ったり、水引が曲がったり、汚れてしまったということが
起こりうるし、実際そのような経験がある人も多いのではないでしょうか。
そのような意味でも袱紗で包んでいたら安心だと思いませんか。

また、袱紗に包むことは、お祝いの気持ち(心)も送る意味もあります。
このように理由が分かると、祝儀袋をむき出しにして渡してしまうより、心を込めた贈り物として袱紗に包んで渡したくなります。
昔ながらの考え方かもしれませんが、日本の奥ゆかしさを大切にする良い伝統だと思います。

御祝儀を”お祝い金のお金”として渡すのではなく相手の新しい門出を心からお祝いする気持ち
も一緒に袱紗に包んで渡してみてはいかがでしょうか。

袱紗がない場合の代用品は?

袱紗は1枚もっていればとても便利ですが、もしも持っていない場合は、
●小さ目の風呂敷
●大判のハンカチ
でも代用する事ができます。

その場合は、赤やピンクなどの暖色系、白やベージュなどの明るい色のものを使うように
しましょう。

男性となると、「赤やピンクなんてちょっと・・」と抵抗があるかもしれませんね。
その場合は”紫”がおススメです。
一般常識として”紫”であれば慶弔どちらでも使える無難色なので失敗はありません。

袱紗を使うシーンは、葬儀、通夜、お見舞い、引っ越し祝い、出産祝い、七五三、お宮参りなど・・・慶弔含めて、多々あります。
普段使いはなくても、一枚持っていると、イザ!と言うとき便利です。
100円ショップでも売っていますよ(^^)/

まとめ

袱紗を持っていない、使ったことがないと言う人も、これを機に準備してみてはいかがでしょうか。
自分がもらう立場となって考えた時に、むき出しの祝儀袋よりも袱紗に包んだ方が、相手のお祝いの気持ちがより伝わる感じがしませんか。

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