ハヤシライスが薄い時にトロミとコクを出す方法

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出来上がったハヤシライスが薄い時、「トロミとコクがどうにかならないかな~」なんて思ったことはありませんか。

私の母がハヤシライスを作ったら水の分量がテキトー。
その結果、サラサラの薄いハヤシライスになることは言う間でもありません(-_-;)
そんな薄くなったハヤシライスを原型よりもおいしく仕上げようと日々試すことが多く、そんな中で「なかなか良いかも!!」という方法がいくつか見つかりました。

そこで今回は、

●ハヤシライスがサラサラ薄い時にトロミを出す方法

●薄くなったハヤシライスにコクを出す方法

を紹介します♪
もちろん、ちゃんとできたハヤシライスのコク出しにも使えますよ(^^)v

ㇵヤシライスがサラサラ薄い時にトロミを出す方法

ハヤシライスが水っぽくサラサラ薄い時は水溶き片栗粉を入れる!
これでトロミは完全復活します。
ただし、この方法はダマができやすいので注意が必要です。

ダマができない水溶き片栗粉の分量と気をつける事!

水溶き片栗粉の分量 片栗粉と水の比率は1:2
大さじを使って作ると失敗が少ないです。

水溶き片栗粉を入れる時は一度火をとめる
沸騰している状態で水溶き片栗粉を均一に混ぜることは素人には高度な技。
そこで、一度火を止め鍋に水溶き片栗粉を加える➜再度加熱すると失敗することはほとんどないでしょう。

この方法のポイントは素早く行うこと!
もたもたしていると、あっという間にダマができてしまいます。

水溶き片栗粉にしっかり火を通す
水溶き片栗粉を入れて混ぜるとすぐにトロミがつき終了!と言う人も多いようですが、実はしっかり火を通すことで時間が経ってもとろみが継続します。
時間にすると弱火で約5~10分程度。
トロミがついたことによって鍋底が焦げやすくなるため、おたまでまぜながら煮込んでください。

ハヤシライスがサラサラで薄くなる原因は、”水分の入れすぎ”もあるでしょうが、具材から出てくる水分が原因の場合もあります。

本来、ハヤシライスの具は玉ねぎと牛肉だけ。
しかし、実際は箱に書かれている以外の具を入れたり、分量以上の沢山の玉ねぎや牛肉を入れる人が多いため、それらから余分な水分が出てきて薄くなってしまうことが多いのです。

私の母も「水分量は守ったけど水っぽい・・」と言うときは、だいたい人参やジャガイモ、玉ねぎがたっぷり入っているときです(‘_’)

薄くなったハヤシライスにコクを出す方法

「レストランのハヤシライスは家庭で作ったものと何かが違う!?」そう感じることは
ありませんか?
きっと、何か隠し味が入っているに違いありませんが、家庭でも自分の好みのコクをプラ
スしたハヤシライスが作れちゃいます♪
もちろん、珍しい材料ではなく、どこの家庭でもあるもので!です。

甘みを強くしたいのか?
酸味を強くしたいのか?
濃厚さを出したいのか?
で材料や分量で変わってきます。
是非、自分好みのオリジナルハヤシライスを作ってみてください。
ただし、材料の入れすぎはハヤシライスの味を崩してしまうので、くれぐれも注意して下さいね。

甘いハヤシライスにしたい!

牛乳を入れる

牛乳は甘みだけではなくコクやクリーミーさも加える事が出来ます。

牛乳を入れる時の注意点は、少し煮詰めて水分を飛ばして入れるという事。
水分が多いと牛乳が分離する可能性があります。
サラサラの薄いハヤシライスの場合は、トロミをつけた状態で入れるようにしましょう。
極端に言うと、強いトロミを牛乳で薄めるイメージです♪

炒めた玉ねぎを入れる

洋食屋さんの定番の隠し味ですね★
玉ねぎをあめ色になるまでじっくり炒め加えることで自然なやさしい甘みが加わります。
調味料は加えなくて大丈夫です。

しかし、この方法は焦げないように炒めなくてはならないので目を離すことができないし色々な作業を同時進行したい人にとっては不向きかもしれません。
この方法は時間があるときが良いかも♪

黒糖を入れる

白砂糖やグラニュー糖、三温糖でも良いのですが私は黒糖がおススメ!
白砂糖や三温糖の場合の仕上がりが”あっさりした甘さ”に対して、黒糖は”深みのある上品な甘さ”に仕上がります。

しかも黒糖はビタミンやミネラルも砂糖類の中でも特に豊富で体にも良いですし、砂糖類の中でもヘルシーなのでカロリーが気になる人にもおススメです。

チョコレートを入れる

チョコレートは甘みだけではなくコクも加える事ができます。
そして、カカオ量の違いも味の違いに繋がります。
ホワイトチョコレートやミルクチョコレートを加えると甘さが際立ちますし、カカオ分が多いチョコレートを使うと甘さは控えめでコクを補うことができます。
加える量は、鍋に1~2欠片が目安です。

酸味の効いたハヤシライスにしたい!

ケチャップを入れる

ケチャップ、トマトピューレ、トマトジュースなど、どれを入れても構いません。
これらのトマト加工品は酸味だけでなく、野菜自身の旨みもしっかり詰まっています。

もしも生トマトがあれば、たっぷり加えることにより、ケチャップやピューレとは違った生トマトならではのさっぱりとした酸味がプラスされたハヤシライスに仕上がります。

旨みやコクの効いたハヤシライスにしたい!

ウスターソースを入れる

ウスターソースには塩味、旨み、酸味、甘みがバランスよく配合されています。
野菜や果物などのピューレに砂糖やお酢、香辛料を加えて作られているので、いろんなうま味が凝縮されている万能調味料と言えるでしょう。
小さじ1杯程度でコクを出す事ができ、深い味わいに仕上げてくれます。
加え過ぎると塩分が際立つことになりしょっぱくなるので注意して下さい。

味噌を入れる

味噌はコクや旨みを出すだけでなく、酸味を和らげてまろやかな味に仕上げてくれます。
酸味を抑えたハヤシライスが好き♪と言う方には是非チャレンジしてほしいです!

味噌の種類に決まりはありませんが、デミグラスソースや赤ワインと相性の良い味噌は”八丁味噌”です。
小さじ一杯づつ入れながら煮込んで下さい。

コンソメを入れる

コンソメには旨みや塩味が凝縮されています。
更にコクも加わり味に深みを持たせてくれる調味料。
ただしコンソメは少量で味がつくので少しずつ入れて味を確かめながら煮込んでください。

コーヒーを入れる

カレーにコーヒーは聞いたことがあるかもしれませんがハヤシライスにも合うんです!
インスタントコーヒーを加えることで、味に深みと香ばしさ、コクがでます。
入れすぎてしまうと苦味を感じるハヤシライスになってしまうので、少しずつ加えて味を確かめながら足していきましょう。

失敗しないポイントは「あともう少し入れてもいいかも・・・」と思った時がちょうどよい分量です。
この”あともう少し・・・”が苦みを発生させるラインとなる可能性が高いです。
それでも万が一入れすぎてしまった場合は、苦味と正反対の”酸”を加えます。
ケチャップやレモン汁を加えると苦味が和らぎます。
この時も少量ずつ加えるのを意識して下さい!

まとめ

サラサラ薄いハヤシライスになっても慌てなくてもOK!
ちゃ~んとトロトロに戻りますから。
ついでにコクもプラスして
「これお店のハヤシライスみたい!」って言わせちゃいましょ♪

身近な調味料でいつものハヤシライスが違う味わいで楽しめるのも良いですよ(^^)
ただし、ハヤシライスの味が崩れないよう、入れ過ぎにはくれぐれも注意して下さい。

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