味噌汁の作り置きは常温でもよい?何日もつ?日持ちする保存方法は?

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発酵食品である味噌は体にも良いし、野菜も一緒に摂取できるから積極的に取りいれたい日本人の食事に欠かせないメニュー。

でも朝晩その都度作るとなると、ちょっと手間がかかってしまいます。
出来るものなら、まとめて作って作り置きしたいところ。。。
でも味噌汁はとてもデリケートな食べ物なんです。

そこで今回は、

●味噌汁の作り置きは常温でもよい?

●味噌汁は常温で何日もつ?

●味噌汁の日持ちする保存方法は?

について紹介します。

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味噌汁の作り置きは常温でもよい?

短時間であればお鍋のまま常温で保存しているという方も少なくないはず。
しかし基本的に、味噌汁は常温での保存はNGと思っておいた方がよいでしょう。

味噌の量が多い濃いめの味噌汁は薄い味噌汁よりも傷む時間は長くなります。
それは”塩分濃度”によるもの。
塩は食品の傷みを抑える力があるためです。
しかし、塩分濃度の濃い味噌汁は体にとってはあまりよくありませんから、常温で作り置きするために濃いものにする!と言うのはおススメできません。

他には常温で保存する場合は3~4時間おきに火を通すと傷みが少くなるという方法もあります。
しかし、これはずっと家にいなければできない方法なので、簡単ではあるものの現実的には難しいかもしれません。
中途半端な温めは雑菌が繁殖する原因となりかえって傷みを進めてしまいます。

万が一、途中で雑菌が繁殖してしまったとしても、鍋の中の温度が75℃を超えれば1分程度で雑菌は死滅することが分かっています。
しかしノロウィルスは加熱に比較的強い雑菌なので90℃以上で90秒以上の加熱が必要です。
・・・とは言え、やはり雑菌が繁殖しているかもしれない!?味噌汁を食べるのは控える方が賢明です。

味噌汁は常温で何日もつ?

味噌汁の保存期間は具材によっても大きく変わってきますが、常温で保存する場合の保存期間は、夏場は3時間程度、冬場で丸1日程度と思っているとよいでしょう
しかし、これは上記のようにこまめに火を通した場合。
何もせず、置きっぱなしの状態では雑菌は繁殖していくばかりです。
豚汁などお肉などを入れた場合は特に傷みやすくなるので加熱はよりしっかりと火を通すようにしましょう。
味噌汁は常温保存はしない!くらいの気持ちでいる方が良いかもしれません。

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味噌汁の日持ちする保存方法は?

味噌汁はできるだけ常温保存はしない方がよいので、お鍋のまま冷蔵庫に入れて保存することをおすすめします。

注意ポイント
●しっかりと冷まして冷蔵庫に入れる

●できれば常温で冷ますのではなく、ボウルに氷をはり味噌汁をお鍋のまましばらく入れて一気に冷ます(雑菌の繁殖を防ぐため)

しかし、冷蔵庫に鍋が入らなかったり、冷蔵庫に味噌汁のニオイが充満するのがイヤだと言う人には蓋付きのコンテナタイプの容器をおススメします。
これでニオイ移りを心配することはありません。

保存期間は?

鍋や蓋つき容器で冷蔵保存をした場合には、冬場であれば3~4日、夏場は2日程度を目安に食べるようにしましょう。
例え冷蔵庫に入れたとしても、具材によって保存期間は変わります。
お肉やもやしなど傷みやすい食品を入れた場合は、上記の目安よりも1日早く食べるのがおススメです。

味噌汁は冷凍できる?

基本的に味噌汁は冷凍できます!
しかし、味噌汁を冷凍するということをあまり聞かないのは、デメリットが発生するからです。

味噌汁の代表的な具材と言えば”豆腐”と”じゃがいも”
豆腐はボソボソとした、例えて言うのであれば”高野豆腐”のような食感になり、じゃがいもはなんとも食感の悪いスカスカした感じになってしまいます。

もしも豆腐やじゃがいもの入っていない味噌汁であれば、冷凍しても問題ないかもしれません。
冷凍する場合は、容器に入れておけばそのままレンジで温めもできるので、一食分が入る容器を利用すると便利です。

冷凍の場合の保存期間は約2週間程度。
2週間以上たっても、ちゃんとした保存をしていたら味の変化や傷みはありませんが、乾燥や酸化で冷凍焼けしてしまうので2週間を目安にするとよいでしょう。

もしも、毎日の食生活には味噌汁が欠かせない・・・でも毎日作るとなるとちょっと面倒・・・という場合は、お湯を注ぐだけで味噌汁になる”味噌玉”を作りおき冷凍保存するのもおススメです。
保存期間も1か月程度と、味噌汁を冷凍保存するよりもかなり長めで便利です。

味噌玉の材料と作り方

お茶椀1杯分(お湯)

【材料】
・味噌…大さじ1
・ほんだし…小さじ2/3
・お好みの具材…適量(おススメの具材はわかめ、油揚げ、ネギ)

【作り方】
①上記材料をすべてを混ぜて、ラップで茶巾包みにする。
しぼったところは、広がらないようにテープでしっかりとめる。
②①をまとめていくつか作りフリーザーバッグに入れて冷凍庫で保存
③食べる時は、冷蔵庫内で自然解凍したみそだまをお椀にひとつ入れて、熱湯をかけるだけですぐに食べることができます。

まとめ

味噌の原料である大豆は、”畑のお肉”と言われるほど栄養価満点!!
「でも塩分が高いのが気になるの~」という人も多いですが、今では”減塩味噌”も色々ありますし、実は具材にわかめやあおさなどの海藻を加えると塩分排出の作用があるんです!
カレーやラーメンの塩分量に比べたら断然低い塩分量だし1日3杯の味噌汁は問題ありません。

時間のない朝にコーヒー1杯飲むのであれば、1杯の味噌汁にしてみませんか?
味噌玉を使った味噌汁ならば、お湯を入れるだけで簡単に健康食の出来上がりですよ。

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