我が家の庭にはヤマボウシの木があります。
植えて何年かは実がならなかったのですが
2年前から可愛い赤い実が付き始めました。
すると近所の奥さんが
「ヤマボウシの実って食べれるらしいよ。」と。
たしかに下に落ちたヤマボウシの実には
アリが寄っていたから、「甘いんだろうな~」とは
思っていたのですが(^^)/
いがいに、ヤマボウシの実が食べれると
知らない人は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
・ヤマボウシの実の食べ方
・ヤマボウシの実はどんな味?
・ヤマボウシの実の収穫時期
について紹介します♪
目次
ヤマボウシの実の食べ方
●そのまま生で食べる
●乾燥させて食べる
●ジャムにして食べる
●お酒にする
方法があります。
生での食べ方
赤いゴツゴツした部分は皮なので取り除きます。
食べる部分は、中の濃い黄色をした果実。
ヤマボウシの果実は細かい種が多いので
食べられる部分は少なめです。
冷凍するとシャーベット状になり
これも美味しいですよ♪
香りは良くて酸味がないので、
小さな子供さんも食べれるでしょう。
乾燥させる方法
網やカゴに入れて2昼夜~3昼夜
干すだけでOK!
(水分が残っていると感じた場合は、日にちを
伸ばしてください。)
11月になると、ぐんと外気が低くなるので
室内干しでも大丈夫です。
干しあがったら、密閉容器に入れます。
10日程度で食べきるのが良いでしょう。
ジャムにする方法
準備するもの
●ヤマボウシの実500g
●砂糖180g
●レモン汁大さじ1(15g)
手順
①水道水を流しながら、ヤマボウシの皮のツブツブ部分を
とっていく
②実の部分を軽くつぶし砂糖と混ぜ合わせ1時間程度おく
③鍋に②を入れ中火で温め沸騰し始めたら火をとめる
④粗めのザルで果実をこす(この作業を2~3回)
⑤こし終わったら、再度中火にかける
⑥木べらで焦げ付かないように丁寧にまぜる
⑦底をなぞってなべ底が見えるトロミになったら、
レモン汁を加えて完成!
お酒にする方法
準備するもの
●ヤマボウシの実
●ホワイトリカー(ヤマボウシの実の3倍の量)
●氷砂糖(ホワイトリカー1Lに対して100g)
●レモン(4ぶんの1~半分好みで調整)
手順
①果実のヘタを取り、しっかり水洗いをして
汚れをとる
②キッチンペーパーで水分をしっかり拭き取り
果実酒用の容器に入れる
③②の中にホワイトリカー、氷砂糖、レモン汁を入れ、
2~3カ月つけ置きする
④その後、果実だけ取り出す
⑤さらに半年~1年間おき、熟成させる
ヤマボウシの実はどんな味?
ヤマボウシは熟すと自然に地面に落ちていきます。
果肉は黄色で中には小さな種がたくさん入っていて、
ブツブツした外見とは対照的で、
中身はとても美味しそうに見えます。
マンゴー、バナナ、びわ、黄桃に似ています。
自然落下したヤマボウシの実にはアリの大群が
群がっているくらい”甘い”ということがわかります。
ヤマボウシの実は、ただ甘くて美味しいというだけでなく
ビタミンやカロチン、アントシアニンなどの
栄養素も含んでいます。
滋養強壮や疲労回復などの効能があるんです。
さらにヤマボウシの実を乾燥させてると、
下痢や腹痛にも効果を発揮します。
ヤマボウシの実の収穫時期
10月~11月が実の熟する時期です。
ヤマボウシを食用とするのであれば、
自然落下するギリギリで収穫すると、
最も甘くて熟した果実とされます。
「最近、実が落ち始めたかな?」と感じたら
収穫時期です!!
下に落ちた実を食べることもできますが、
完熟したヤマボウシには、すぐにアリが寄ってきます。
それだけ美味しいという事なのでしょうね(*^^*)
まとめ
以前、近所の幼稚園の先生に、
「良ければヤマボウシの実いただけませんか?」と
言われたことがあります。
何にするのか?と思ったら、
クリスマスツリーの飾りにするとの事♪
赤い実だからクリスマスのイメージだし、
もしも子供たちが口に入れても安心だし、
今年も幼稚園に寄付しようかな(^^)v
家のクリスマスの飾りにもおススメです★