大根の断面が透明なのは冷蔵庫に入れたから?食べられるの?

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見た目は綺麗な大根なのに、切ったら断面が透明だと大丈夫?と不安になってしまいませんか?
「きれいな見た目に騙された?」と店に不信感を持ってしまったり。もしかして自分自身の保管方法に問題あり?と自分を責めてしまったり・・・
この際、ハッキリさせちゃいましょう!!

そこで今回は、

●大根の断面が透明なのは冷蔵庫に入れたから?

●断面が透明の大根は食べられるの?

について紹介します。

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大根の断面が透明なのは冷蔵庫に入れたから?

大根を切った時に断面が透明になっている状態・・・これは「水晶現象」と呼ばれるものです。
病気ではありません。・・・生理現象です。
しかし、水晶現象は外観からはなかなか判別しにくく、カットしたときに初めてわかります。

カットした大根の断面が透明でも、時間が経つと青っぽい?紫色っぽい?色に変色するので病気???と思ってしまいがちですが、これは保存状態の悪いときに出る症状です。

大根は寒さを好む野菜です。
5℃以下で保存する必要があります。

水晶現象が発生する条件は、
●夏場に常温で長く置いたとき
●冷蔵と常温での保存を繰り返したとき
に発生しやすくなります。

もし「大根の断面が透明なのは冷蔵庫に入れたから?」と悩んでいるのであれば、答えは、
●夏場であれば冷蔵庫に入れるのはOK!むしろ、入れなければ水晶現象が起こってしまいます。
●そして冬であれば、購入してすぐに冷蔵庫に入れなければ水晶現象を起こしてしまいます。
冷蔵庫に入れる前に何日か常温に置きっぱなし・・・なんてNGです!

水晶現象が現れるのは、買ってからの保存の仕方が原因の場合が多いですが、すでに店に並んでいるときにそうなっていたかもしれない場合もあります。
冷蔵庫から出たり入ったり・・・
気温の変化で大根の成分によりそうなってしまいます。

また、冷蔵庫にちゃんと入れていたとしても、冷蔵庫の冷風吹き出し口に近い部分に置いてしまうと大根は凍ってしまいます。

このような場合は、

●冷蔵庫の強度設定を見直す
●冷気吹き出し口の近くに大根を置かない
●新聞紙で包み買い物袋に入れ冷蔵庫に入れる

これで、水晶現象や凍りつきを防ぐことは可能です。

夏は”冷蔵庫保管必須”ですが、冬はむやみに冷蔵庫に入れなくても、涼しい場所や雨風が当たらない屋外に置くことで充分長持ちし新鮮な状態が保てます。

また、夏場の大根を買うときには、安くても1本丸ごと買うのではなく、カットされた物をよく見て買う方がいいかもしれません。

半分にカットされているものであれば、一目瞭然で水晶現象が起きていないか?を確認することができますからね。

また大根の先を切ると、この症状を見分けられることがあるため、店によっては、先端を切り落として売る店があるようです。
こうすることでお客さんに販売する大根が水晶現象を起こしていないか?を確認して売ることができます。

「大根の先を切って売っているから古いのかしら?」と思わないでくださいね。
あくまでも水晶現象を起こしていないかの確認のためです。
親切なお店ならでは!なので、本当はそのような親切な店で買うのが理想的です。

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断面が透明の大根は食べられるの?

水晶現象の大根は、もともとは普通の大根です。
病気になっているわけではないので、食べても人体に害はありません。

しかし、食感が悪くなり、みずみずしさも少なく感じます。
また味もちょっと苦味が増してしまいます。
食べれると言うものの、美味しさは失われます。
特に生で食べるのはおススメできません。

水晶現象を起こした大根を料理に使うのであれば、煮る料理には最適です。
食感は変わりますが、煮物にすると、むしろ味が染みこみやすくなるというメリットも♪

特におでんやポトフのような薄い味付けの煮込み料理よりも、濃い味付けの煮込み料理の方がちょっとしたごまかしも効きます。
おススメは、カレーやビーフシチューです。
寒い時期にはぴったりのレシピです。

大根をカレーに入れるの?と思うかもしれませんが、いつものカレーに飽きてしまった時は、じゃがいもの代わりに大根を入れるとなんだか新鮮なフルーティーな味わいになります。
また大根がトロリとしてやわらかいのがとっても美味しいですよ♪

⇒⇒⇒大根の下茹では米のとぎ汁でなきゃダメ?代用品はある?

まとめ

大根は暑さに弱い野菜です。
夏場は購入したら即冷蔵庫へGO!!
冷蔵庫に入れることによってしっかり新鮮さをがキープされます。

できるだけ鮮度のよいうちに食べてしまいたいところですが、大量におすそ分けでいただいたときなどは、しっかり保存し少しでも長く美味しい状態で無駄なく食したいものですね。

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