ゴキブリの卵を見つけてしまったら「ドキッ」っとしませんか?
1匹見つけたら100匹いる・・・なんて聞いたことがあるので、ゴキブリの産卵数と孵化数がどうも気になる。。。
綺麗なものではないけど、現実を知っていたら駆除するのに役立つかな!?
そこで今回は、
●ゴキブリの卵見た目はどんなの?
●ゴキブリの卵1回の産卵数は?
●ゴキブリの卵1回で何匹孵化する?
について紹介します。
目次
ゴキブリの卵見た目はどんなの?
ゴキブリは世界に4000種類いると言われています。
でも、日本にいるのはクロゴキブリとチャバネゴキブリの2種類がほとんどです。
ゴキブリの卵の大きさは数mm程度で、見た目は俵型。
卵鞘(らんしょう)と言われる固い丈夫な殻の中に、たくさんの卵がぎっしりと入っています。
卵鞘の働きは、卵を乾燥から守ることです!
それでは、日本にいるクロゴキブリとチャバネゴキブリそれぞれの卵の特徴を紹介していきます!
クロゴキブリの卵の特徴
クロゴキブリは体調3cm程度の大きめのゴキブリです。
卵は、色(黒や濃い茶色)、大きさ(7~10㎜前後)、触感(固くて丈夫)
チャバネゴキブリの卵の特徴
チャガネゴキブリは体調1.5cm程度の小さめのゴキブリです。
卵は、色(薄い茶色)、大きさ(5㎜前後)、触感(やわらかめ)
ゴキブリが卵を産むサイクルは1~2週間程・・・と、すぐに次の卵を産んでしまいます。
そのようなことから、卵を発見したら他に卵が無いか、卵のあった場所の近くをこまめにチェックすることが大切です。
ゴキブリの糞も要注意!
タンスや置物の後ろなどで黒いプチプチを見たことはありませんか?
それ!ゴキブリの卵の場合もありますが、糞の可能性も高いです!
ゴキブリの卵と糞のちがいは、糞には卵のような固さはありません。
見た目の違いは大きさが2~3mmと、卵よりかなり小さいです。
あまり嗅ぎたくはありませんが、ニオイがあるのも特徴です。
注意してほしいのが、ゴキブリの糞にはサルモネラ菌などの細菌がいっぱいなので、絶対に素手で触ってはいけません。
また、糞があった場所はエタノールで消毒しておくと安心です。
ゴキブリの卵1回の産卵数は?
クロゴキブリの1回の産卵数は、約10~20個
チャバネゴキブリの1回の産卵数は、約20~40個
ゴキブリは暗くて湿気があり暖かい場所に卵を産み落とします。
また、ゴキブリが卵を産むタイミングは、
クロゴキブリ:1年間に最大で10回程度
チャバネゴキブリ:1年間に平均4~8回程度
あたたかい時期(6~10月)に産卵します。
ゴキブリはメスだけでも繁殖するので、メスが1匹いればどんどんゴキブリの数は増えていくので、気づいたらすぐに駆除することが増えないコツです。
ゴキブリの卵1回で何匹孵化する?
ゴキブリは、一つの卵に一匹入っているので、卵の数相当数のゴキブリが孵化することになります。
上記で紹介した、産卵数と同等数のゴキブリが孵化するという事です。
また、孵化までの期間は、クロゴキブリは2~3週間、チャバネゴキブリは1~2週間と、周期が短めです。
出来る事ならば、孵化する前の卵の段階で気付いて駆除できたらよいのですが。。。
ゴキブリの卵の駆除方法
ゴキブリの卵はとても硬い殻(卵鞘)に守られています。
・・・殺虫剤では退治できません。
卵鞘をプチっと潰すと中の卵が乾燥して死滅します。
その状態でトイレに流せば、完全に卵の駆除に成功します。
もしくは、外に出して、スコップの裏などで完全に潰すとか。
ただし、決して素手ではしないでくださいね。
そして、卵を処理したあとにゴキブリ駆除剤を置きます。
卵がある=その近辺に住処があることがほとんどです。
そうすることで、近くにいるその他のゴキブリも処理できます。
また、メスのゴキブリで産卵前であれば、駆除剤の毒の入ったエサを食べることにより、まだお腹にいる卵にも毒が回るので、卵を産み落としたとしても孵化しません。
さらに、駆除剤を含んだゴキブリの死骸やそのフンを食べると、ゴキブリの仲間もまとめて駆除できるというメリットも。
ゴキブリ駆除剤を使い、徹底的に連鎖しゴキブリを一網打尽にしてしまいましょう。
まとめ
クロゴキブリで考えてみますね。
1匹のメスからひと夏で多くて200匹増えたとして、新しく生まれたゴキブリも同じように産卵していったら一体一年で何匹に増えるの?と言う感じですよね。
考えただけで、ぞっとします・・・
そうならないためにも、ゴキブリの卵を発見したら、直ちに駆除必須です!
殺虫剤ではありません。【潰す!】です。
よくやってしまいそうな、ティッシュに包んでゴミ箱へポイッ。
この方法、ゴミ箱の中でゴキブリの幼虫が孵化することもあるので、絶対しないでくださいね。