納豆の賞味期限切れに白い点々が!これ何?食べれるの?

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納豆は健康に良くてお買い得だからと買いだめして賞味期限切れ・・・という経験ありませんか?
賞味期限切れちゃったけど、試しに中を確認!
そしたら白い点々が!?「何コレ?食べれるの?」と思ったことはありませんか?
この白い点々、カビだと思って捨てる人もいるかもしれませんね。

そこで今回は、

●納豆の賞味期限切れに白い点々が!これ何?

●納豆の賞味期限切れに白い点々が!食べれるの?

について紹介します。

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納豆の賞味期限切れに白い点々が!これ何?

多くの人はこの白い点々を“カビだと思い捨てているのではないでしょうか?
実はこの白い点々、チロシンというアミノ酸の結晶です
賞味期限を過ぎたり、冷蔵温度(10℃程度)を超える場所に置くなどすると発酵が進みこのような現象が起こります。
通常チロシンは賞味期限内に発生することはありません。
しかし、ひきわり納豆は大豆を砕いているので、皮がない分だけ納豆菌による分解が進みやすいので賞味期限内でもチロシンは発生する場合があります。

納豆の賞味期限切れに白い点々が!食べれるの?

チロシン(白い点々)があるからと言っても、体に害があるものではないので食べれます
納豆にチロシンが出てきたときは発酵が進んでいる、強いアンモニア臭が出る前ぶれとも取れます。
たまに納豆を食べてジャリジャリの食感があるものがありますが、これもチロシンに関係します。
チロシンは水に溶けにくいので、そのような食感となってしまうのです。
こちらも体に害はありません。

納豆菌は、人の体に有害となる細菌を死滅させてくれるなどの強いパワーを持っていて賞味期限があるものの<腐りにくい>とされていますが、<腐ることがない>と言っているわけではありません。
腐りやすいのは、長時間常温に置いてしまった時や、空気にさらしすぎた場合です。

納豆はもともと腐っているわけではない!

「納豆はもともと大豆を腐らせているものだから、賞味期限を過ぎてもどうせ腐ることはないから大丈夫!」と思っているあなた、要注意です!!

たしかに、納豆菌は非常に強い菌です。
賞味期限が2~3日過ぎていても、簡単にカビが生えたり腐ったりすることはめったにありません。
しかし、やはり賞味期限があるということは、それを過ぎると納豆の状態がどんどん悪化している・・・ということは事実です。

そもそも、納豆は、腐っているのではなく、発酵食品です。
腐敗と発酵は【微生物が食品の中の成分を分解して起こる現象】という点は同じですが、大きな違いがあります。

発酵は食品の中の成分を分解する事によって、乳酸菌やアルコールが生成されます。
腐敗は食品の中の成分を分解する事によって、硫化水素やアンモニアが生成されます。

何が違うのか?
それは、分解によって<人が食べられる物質になるかどうか>の違いになるのです。

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納豆が腐った場合の確認方法

納豆が腐っているかどうか?見た目の確認方法としては、大豆の黒さが増したり、水っぽくなったり、糸をひかなくなります。
ニオイでの確認方法は、アンモニア臭がしたり、納豆以外の変なニオイが発生します。

腐ってなければ賞味期限が切れていても食べていい?

腐っていなくても、やはり賞味期限が切れている納豆は慎重に警戒し、見た目やニオイをチェックして口にするようにしましょう。
保存状態が良くても、賞味期限が2週間以上経過しているものは普通の納豆よりも風味は落ちてしまいます。
これは、発酵が進んでいるからなのですが、発酵から腐敗への変わり目の状態でもあるわけです。

納豆は発酵食品なので、少し賞味期限の切れたものでも体に害のない納豆菌が働いているので、食中毒になる可能性は極めて低いです。
そして、正常の納豆だと、納豆菌には食中毒の定番サルモネラ菌などの病原菌を抑制する働きがあるとも言われています。
しかし、保存状態が悪いものや、賞味期限がかなり過ぎたもので、明らかに粘り気がなくなったり、アンモニア臭がするものは、納豆菌ではなく雑菌が増殖している場合かもしれません。
雑菌であるともちろん、体に有害となるので、腹痛や食中毒になる可能性も出てきます。

まとめ

まずは納豆の白い点々が”カビ”ではないことが分かってホッとしたのではないでしょうか。
でもこの白い点々が出始めたら<要注意>ということをしっかり覚えておきましょう。

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