カレーは一度に多めに作れるし、2、3日食卓にでても、カレーであれば家族みんな喜んで食べてくれる・・・
主婦にとっては大助かりなメニュー♪
ちゃんとした保存をしていたら日持ちもするし♪
2、3日で食べちゃうから鍋に入れっぱなし・・・は×ですよ。
雑菌が繁殖しちゃいます!
そこで今回は、
●カレーを冷蔵庫に入れ忘れたけど大丈夫?
●カレーを日持ちさせる方法
●カレーの保存期間
について紹介します。
目次
カレーを冷蔵庫に入れ忘れたけど大丈夫?
「カレーは朝、晩火を通せば2、3日は大丈夫!!」とお鍋を出しっぱなしにしていませんか?
夏場や湿度が高い時期となると、ナント半日程度しかもちません。
特に雑菌が繁殖しやすい梅雨時期は、食中毒の発生リスクも高くなります。
この時期は”常温保存”は控え、冷蔵もしくは冷凍保存です!
また、梅雨時期でなくても、調理したカレーを温度や湿度の高い場所に置いておくと、腐敗する危険性は高まります。
特に、室内温度が25度を超えるような場合は、食中毒の原因となる細菌の繁殖が起こりやすくなります。
「1日で食べちゃうから、わざわざ冷蔵庫に入れなくても・・・」と言う場合は、こまめに火を通してかき混ぜてください♪
そして温め直したカレーは、すぐに蓋をせず粗熱を取って蓋をすると良いですよ。
粗熱を取らずにすぐに蓋をしてしまうと、温かい状態が続く状態となるので菌が繁殖しやすい環境をつくってしまいます。
寒い時期であっても、朝昼晩と火を入れた方が良いです。
常温保存であれば翌日までは安心して食べることができます。
カレーに付着する菌って何?
カレーに付着する菌はウェルシュ菌
この菌の特徴は20℃~50℃で繁殖し、熱に強いので、加熱で死滅することはほとんどありません。
一般的に食べ物につく菌は75℃以上で1分以上加熱すると死滅すると言われていますが。
「加熱したら菌は死んでしまうから大丈夫!」と信じる人も多いですが、ウェルシュ菌は別格です。
腹痛や下痢を伴う食中毒症状を引き起こします。
カレーに関しては、その説は通用しないと認識する事が大切です。
カレーを日持ちさせる方法
カレーを日持ちさせるベスト方法は、作ってすぐ冷凍庫に入れちゃう“急速冷凍”がNO1★
急速冷凍することは、
●おいしさをそのまま維持できる
●カレーを日持ちさせることができる
●カレーの傷みや菌の繁殖を気にしなくて良い
というメリットがあります。
急速冷凍保存の仕方
冷凍保存する際は、1食分づつ保存容器やジップ付き袋に入れて冷凍します。
容器や袋に入れる前には、一旦しっかり加熱し、十分に冷まして入れましょう。
保存袋に入れる場合は、平らにして冷凍します。
急速冷凍するコツは、アルミバットの上に容器や袋に入れたカレーを置き、冷凍庫に入れると普段よりも早く冷凍できるのでオススメです。
このように冷凍したカレーをストックしておけば、イザ!という時に役立ってとても便利です。
カレーを冷凍する際の注意点!
カレーに欠かせない具材、ジャガイモと人参。
ジャガイモや人参を入れたまま冷凍すると、水分が抜けてパサパサになってしまいます。
ジャガイモ&人参入りカレーを冷凍したものと、ジャガイモ&人参を取り出して冷凍したものを解凍して食べると、、、食感や味が明らかに違います。
ちょっとだけ手間かもしれませんが、冷凍保存する前にジャガイモと人参を取り出すことをおススメします。
冷凍前にカレーから取り出したジャガイモや人参は、コロッケ、オムレツ、チャーハン、サラダ、カレー風味の肉じゃがなどにアレンジしても美味しくいただけますよ♪
カレーの保存期間
カレーを冷蔵保存した場合の賞味期限は2~3日。
これを過ぎるとカレーが傷み始めてしまいます。
それに対して、冷凍したカレーの保存期間はおよそ1ヶ月。
これだけ長く保存できれば、慌てて食べなくても良いし、普通にカレーライスとして食べるだけでなく、アレンジレシピにも活用できて万能食材に早変わり。
冷凍カレー解凍の仕方
冷凍したカレーは自然解凍します。
できれば、食べる前日に冷蔵庫に入れて時間をかけてゆっくり解凍するのがおススメ♪
急に食べたくなったり、解凍する時間がない場合は、ジップ袋のまま湯煎にかける方法でも良いです。
「電子レンジで加熱はダメなの?」と思われるかもしれませんが電子レンジで一気に加熱すると、具材の水分など抜けておいしくなくなってしまいます。
まとめ
大量に作ったカレー、残った分はジャガイモと人参を取り出し、急速冷凍♪
急速冷凍は旨みがギュッと閉じ込められているのか?
ゆっくり自然解凍して食べるカレーは作りたてのカレーよりも旨みとコクが増してる!
是非、お試しください♪