気に入った服を見つけても”手洗い表示”がついていたら買うか?買わないか?迷ってしまうことありませんか。
できれば、洗濯機で簡単に洗えれば申し分ないのに。。
・・・でも、諦めないで!!
そこで今回は、
・手洗い表示の洗い方は?
・手洗い表示の衣類は洗濯機で洗えるの?
・手洗い表示の衣類他の衣類と一緒に洗ったらどうなる?
について紹介します。
目次
手洗い表示の洗い方は?
準備するもの
●中性洗剤(エマールやアクロンが有名)
中性洗剤は洗浄力は穏やかな分、手洗い表示のデリケートな衣類の繊維に負担がかかりません。
●洗面器
●洗濯ネット
手順
手洗い表示のマークとして多い、”手洗い30”の場合を例として説明します。
①洗面器(洗面台に水をためてもOK)に30度以下の水(ぬるま湯)を入れ、規定量の洗剤を入れる
②服を洗剤液につけ、優しく押し洗いをする
③押し洗いが終わったら、衣類をたたみ、乾いた綺麗なタオルにはさみネットに入れ10秒~20秒脱水する
※脱水機が1分単位なら、すぐに止める感じで良いです
④水を入れた洗面器に衣類を取り出し、泡がなくなるまですすぎをする
※何度か水を入れ替えます(3回~4回程度)
⑤泡が出なくなったら最後のすすぎをする衣類をたたみ、乾いた綺麗なタオルにはさみ、ネットに入れ1分程度脱水する
⑥洗濯表示に従い(陰干しや平干し)乾かす
③と⑤でタオルで挟んで脱水するのは、衣類を傷めないことと洗濯機の暴れを防ぐためです!!
衣類に汚れがついていたら?
衣類にシミや汚れを見つけた場合、漂白剤など強い洗剤で落としたくなるところですが、傷みの原因になるので我慢です!!
そんな時は、
●押し洗いに使う中性洗剤原液を汚れた部分に直接かける
●押し洗いをし、しばらくつけたままにする
方法をおススメします。
こうすることで、汚れを浮かせてはがすことができます。
これで落ちない汚れはクリーニング店へGO!
自宅でこれ以上の手入れをすることは、至難の業ですし、無理してこすり落とそうとする事は
お気に入りの衣類を傷める原因となってしまいます。
手洗い表示の衣類は洗濯機で洗えるの?
手洗い表示のある衣類でも、洗濯機によって洗えるものもあります。
洗濯機のコースに
●ドライコース
●手洗いコース
●ソフトコース
●おうちクリーニング
などがあれば、洗濯機で洗う事が可能です。
これらのコースは、”手洗い”のように優しく押し洗いすることが再現されています。
そして、繊維へのダメージも最小限に抑えられるのが特徴です。
●本当は手洗いしたいけど時間がない
●装飾が多い服だから洗いにくい
などの場合は、是非洗濯機の力を借りてみてください。
洗濯機で洗わない方が良いもの
●絹
●レーヨン・キュプラ製品
●皮革・毛皮製品
●ちりめんなどの強ねん糸使いの生地
●ベルベットなどの毛だおれする生地のもの
●和服・和装小物
●シワ、エンボス加工をしたもの
●ジャケットやワンピース、コート、ネクタイなど芯地が多く使用されている物
●ビーズやラメなどの特殊な飾りがついたもの
手洗い表示の衣類他の衣類と一緒に洗ったらどうなる?
これは、私の失敗談です。
薄手のニットセーターをネットにも入れず、洗濯機にポン!洗剤も中性洗剤ではなく、普通の洗濯洗剤。
「しまった!!」と自分の失敗に気付いたのは、洗濯終了してから(>_<)
私のニットセーターは、
●完全に袖が長く伸びきっている
●脱水のし過ぎでシワシワヨレヨレ
一旦、それを干して乾いたものは
●完全に型崩れしてしまい、衣類の繊維を傷めた感満載のセーター。
お値段が高いとか言う問題ではなく、「自分のお気に入りのものは、やはり自分の手でちゃんと手入れしなくちゃ!」と思った出来事でした。
まとめ
考えてみると、コートやジャンパーなどは一昔前ではクリーニング当たり前の時代。
最近近では家で洗えたり洗濯機も使えるのですから便利な時代になったものです。
洗濯機も日々進化していますからね。
洗濯機の便利機能。
人にも服にも優しいので、是非、使いこなしてみてください。