粉末の洗濯洗剤は液体洗剤に比べて、洗浄力が強くて泥汚れ・皮脂汚れを落としやすいと言うメリットがある反面、完全に溶けきれずに衣類に粉末が残る・・・というデメリットも。
そこで今回は、
・洗濯洗剤の粉は水に溶けにくいの?
・洗濯洗剤粉が衣類に残らない入れ方
・洗濯洗剤粉が衣類に残らないすすぎ方
を紹介します♪
洗濯洗剤の粉は水に溶けにくい?
はい、粉の洗濯洗剤は水では溶けにくいです!!
CMなどでよく見る洗剤メーカーの粉洗剤は合成洗剤と言われ、比較的溶けやすくはあるものの、液体洗剤に比べると溶けにくさのデメリットはあります。
植物由来で赤ちゃんや肌の弱い方にでも使えると言われる石鹸洗剤は汚れ落ちや肌に優しい反面、高価である上に更に合成洗剤よりも水に溶けにくい洗剤です。
粉洗剤は”固形物”ですから、液体洗剤と比べれば、浸透しにくいでしょう。
だからと言って洗濯洗剤として使えないわけではありません。
溶けにくいけど、衣類に粉末洗剤が残らないようにするちょっとしたポイントがあるんです。
それは、
この2点を気をつけるだけで、かなりの粉末洗剤の衣類残りが軽減される事間違いなし!!
衣類に粉が残らない粉末洗剤の入れ方
粉末洗剤は40℃程度のお湯で溶けるので、お風呂の残り湯を使用するのであれば、わざわざ溶かす必要はありません。
しかし残り湯がない場合は、洗剤が溶ける程度の少量のお湯で洗剤を溶かし、洗濯機の洗剤投入口に入れます。
決して、その洗濯液を直接洗濯槽に入れないでください。
洗剤投入口ではなく、直接洗剤を洗濯槽に入れてしまうと、泡立ちも悪く、衣類全体に洗剤が行きわたりにくくなってしまいます。
粉末洗濯洗剤が衣類に残らないすすぎ方
一般的に、多くの粉末洗剤は<すすぎ2回>を推奨しているものがほとんどです。
理由は、粉末洗剤は液体洗剤に比べて繊維に洗浄成分が残りやすいからです。
だから液体洗剤は<すすぎ1回>が売りなんです。
ためすすぎと注水すすぎ、どちらが良い?
ためすすぎは、設定水位の水のみですすぐ方式です。
注水すすぎは、設定水位に給水しつつ、その後も給水しながらすすぎます。
粉末洗剤洗濯でのおススメは注水すすぎです。
ただし、注水すすぎはためすすぎと比べ10%~50%程度水量を多く使うというデメリットはあります。
まとめ
衣類に残った洗剤は肌荒れの原因にもなります。
小さな子供さんや肌の弱い子供さんがいる場合は、特にしっかりと洗剤を落としたいものですよね。
洗剤は洗濯量にあった量を使い、<すすぎ2回>で汚れだけでなく、洗剤もしっかり落とす!!
毎日身につけるものだからこそ、気持ちよく着たいです^^