赤ちゃんがおもちゃをなめるのは何らかの訳があるのでしょうが、ママとしては、衛生上のことや、なめる行為自体がいつまで続くのか?と考えることが多いですよね。
そこで今回は、
・赤ちゃんがおもちゃをなめる理由は?
・赤ちゃんがおもちゃをなめるのはいつまで続くの?
・やめさせなくていい?
について紹介します。
赤ちゃんがおもちゃをなめる理由は?
赤ちゃんがおもちゃを舐めたり口にすることは免疫力をつけることに繋がります。
赤ちゃんがおもちゃをなめると言う行為は、
パパやママの顔をじ~っと見る
手に触ったものをつかもうとする
「あうあう」と声を出す
という行為と同じこと!
自分が出来ることを楽しんで反射的に繰り返している行為なのです。
ただし、親からすると、なんでも口にしてなめる行為は
一緒に汚れとか飲み込んでしまうのでは?
小っちゃなものならそのまま飲み込んでしまわないか?
と、心配事が絶えません。
しかし、このなめると言う行為に加えて、噛んだり、口を動かしたりすることが、脳の働きを活性化させているのです。
そして、手当たり次第口に入れなめているように見えて、実は、なめたり噛んだりして、気持ちよいか?否か?を覚え、自分にとって気持ちよいものが、お気に入りのもの
となっていきます。
赤ちゃんは目で見るより、舐めたり口にくわえることで「それが何なのか?」を知ろうとしているのです。
赤ちゃんがおもちゃをなめるのはいつまで続くの?
1歳半くらいまでは、なんでも口に入れなめると言う行為があるでしょう。
それ以降は、月齢や年齢により徐々に減ってきます。
1歳半頃までは、まだ手よりも口の優先順位が高いので口に入れて確かめるという行為が多いのですが、手が上手く使えるようになり、器用になっていくにつれて口に入れてなめるということが減っていきます。
また、歯が生え始めると、モノがくわえにくくなったり、おやつやごはんを食べるようになり、味覚が発達しはじめると食べられる物と食べられない物の区別もつき始めるので、手にしていたものを手当たり次第口に入れるという事はなくなってきます。
やめさせなくていい?
危ないものや汚れたものを口にするのは、止めさせたいところではあるものの、この行為は、”好き嫌いなく何でも食べる練習をしている”と考えることもできます。
このおもちゃをなめる行為こそが、食感や、味、堅さを自然に学んでいることなのです。
そして、この時期に覚えた
食感
味
堅さ
は成長してからも自然に受け入れやすいのです。
ママにとっては、目が離せなくてドキドキの時期でしょうが、食べ物の情報を覚える時期だと思い、赤ちゃんに色々な経験をさせてあげましょう。
このことで、離乳食がすんなりスタートできたり、好き嫌いの少ない子供になる期待も大きいです。
まとめ
赤ちゃんが口に入れて舐めるという行為が、その時期には大切なことだと分かっていても、やはり心配なのが親のサガです。
口に入れても安全なものは良し!!
しかし、よだれがついたものを、そのままにしておくと雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。
赤ちゃんがよく口にするものは清潔に保ってあげてくださいね。