寝る前に暗記すると良いのはなぜ?時間は何分前がいいの?

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受験勉強は暗記暗記暗記・・・
イヤになっちゃいますよね~

でもね、寝る前に暗記すると頭に入りやすい
んです!
寝る前と言っても、
ちょっとしたコツはあるんですけどね。

せっかくなら効率よく暗記して、
少しでも自分のリラックス時間作りましょ♪

そこで今回は、

●寝る前暗記すると良いのはなぜ?

●暗記する時間は寝る何分前がいいの?

について紹介します。

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寝る前暗記すると良いのはなぜ?

寝る前の時間は「もうあとは寝るだけだ~」
という心も体も

リラックス状態に入っているからです

そのようなリラックスの状態こそ、
実は勉強に集中でき、脳に入ってくる情報を
素直に受け入れることができるのです。

睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠が
交互に行われます。

●レム睡眠とは・・・浅い睡眠で、記憶の整理と定着が行われる睡眠

●ノンレム睡眠とは・・・深い睡眠で、脳の疲労回復が行われる睡眠

簡単に言うと、
睡眠中には、記憶の整理と脳の休息が交互に
行われている!という事です。

理想的な睡眠時間は6時間半~7時間と言われ
”暗記”に関して言うと、
睡眠時間をしっかり確保し、

レム睡眠とノンレム睡眠の周期を
5~6回繰り返すことが
理想的です。

睡眠時間が少なくなると、
その中で5~6回の周期を繰り返すことが
できないので、せっかく前日に暗記したものを
記憶にとどめることが難しくなってきます。

記憶は起きている時ではなく、
寝ている間に行われています。
人間は寝ている時に、
記憶を整理しているのです。
睡眠の大切さが分かる気がしませんか。

寝る前の時間が大切な理由

大きく分けて2つの理由が存在します。

1、睡眠の質の確保
人の脳は日中にとても大きな疲労を抱え込ん
でいます。
翌日までにしっかり脳の疲れを癒すためには
睡眠の質の確保はとても大切になってくるの
です。

特にねる前の時間の過ごし方や気分によって
睡眠の質は左右されると言われています。

ゆったりとリラックスした状態で寝ることは、
睡眠の質を高めるだけでなく、
記憶の定着にも大きく関わってきます。

2.睡眠の記憶定着機能

人の脳は、入ってきた情報は一時的に”海馬”と
呼ばれる器官にストックし、その後、
大脳へ移すことで記憶を定着させています。

その記憶定着の段階で、睡眠は非常に大きな
役割を果たすことが明らかになっています。

ある大学の研究によると、
人は、睡眠を開始した直後から記憶の定着が
開始され、その後の記憶の脱落が抑制される
と言う結果が出たそうです。

つまり、この性質を利用すれば、
寝る前の時間の過ごし方と睡眠の質で、
暗記が重要になる学習などで高い効果が
期待できると判りました。

暗記と海馬の大きさの関係!?

「海馬」という脳の領域を知っていますか?
海馬はおもに「記憶」をつかさどる、
暗記とは切っても切れない非常にかかわりの
深い部分です。

近年の研究では、
「海馬が大きければ記憶力もいい」と
言われています。
言い換えると海馬が十分に育っていないと
暗記力も悪くなるという事。

【認知症の人の海馬は縮んでいる】
というのが、まさにこの例です。

だからと言って、
「自分は記憶力が悪いから海馬が
小さいってことね。。。」
なんて思わないでください!
この海馬の大きさは、
生まれつきのものだけではありません。
海馬は自分の努力で大きくすることが
できるのです!

海馬を大きくするのは簡単です♪
十分な睡眠が海馬を大きくし、
睡眠不足は海馬を縮ませるのです。

自分では深夜までヤル気に満ちていて
集中力が続いていると感じていても、
心身は睡眠不足を感じていて
「勉強したのにイマイチ暗記できていない」
と思うのは、このためです。

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暗記する時間は寝るどれくらい前?

暗記に適した時間は寝る前30分!!

計算や文法など考えるものではなく、
たとえば英単語や歴史の年表など暗記が
重要な教科がおススメです。
この時間に、一気に勉強して寝てしまうのが
効率的です。

寝る前に一生懸命理解して知識を深追いする
科目を勉強すると、アドレナリンが放出され
なかなか寝付けない・・と悪循環をもらたせ
てしまいます。
寝る前の勉強法(何をやるか?)にも
注意が必要になってきます。

暗記以外の勉強もしなければならないことは
たくさんあるでしょうから
”暗記する時間は暗記する時間”と、
自分で決めておくのも良いですね。

そして、「この暗記が終わったら寝るぞ~」と
脳をリラックスモードにさせるのです。

寝る前の暗記で注意する事

寝る前に暗記したことを最大限に活かす
のなら、勉強した後はできるだけ何も
しないですぐに寝る!ことがオススメです。

暗記した後でTVを見たり漫画を見ると、
他の記憶が混ざってしまい、
覚えたいことはTVや漫画の内容だと
脳が錯覚を起こしてしまうのです。
このことを「記憶の撹乱」といいます。

最近では、スマホを使って学習する子供も
多いですが、できるだけ液晶画面を使用せず
全て紙と鉛筆(ペン)を使ってほしいもの
です。

ブルーライトが目から入ると、
睡眠ホルモンであるメラトニンが抑制され、
寝る前なのに、身体が覚醒モードに入って
しまうからです。

また、ベッドの上で「睡眠」以外の行為を
してしまうと、
例えばベッドで寝そべって勉強するとか・・・
身体がそれを覚えてしまい、
リラックスした状態で睡眠モードに入れなく
なってしまうことがあるのです。

ベッドの上で読書をしたり、
スマホをする習慣がある人は、
その習慣を排除するだけでも寝つきが
良くなるかもしれません。

睡眠時間を3~4時間に削って勉強したり、
徹夜をするのは暗記に関してはむしろNG。
十分な睡眠時間を確保することは、
勉強時間を確保することと同じぐらい
大切なのです。

十分に睡眠をとって起きた朝は、
脳が疲労から回復している状態です。
寝る前30分に暗記したことを
朝、きちんと思い出すことができれば、

記憶が定着していることを確認できます。
例え忘れていても、これを繰り返すことで、
記憶を確実に定着させることができます。

まとめ

睡眠時間を削って勉強する事が美徳と思う
人もいるかもしれませんが、
十分な睡眠をとるほうが効率的に
学習効果が得られることが分かります。

とにかく短い時間の中で効率的に勉強したい人は、
寝る前30分暗記法+しっかり睡眠を
早速取り入れてみてはいかがでしょう?

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