大根の下茹でに米のとぎ汁なぜ必要?ない場合の代用品はある?

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「大根を茹でる時には米のとぎ汁を使うと良い!」と言う理由知っていますか?

なんとなく、理由もわからず当たり前のように料理をしている人も多いのではないでしょうか。
実際、私もその理由が何なのかはわからないまま料理をしていました。
とぎ汁がない場合は米を入れてみたり。。。

きっと、ちゃんとした理由はあるはずです。
昔から言われていますものね。
子供に聞かれて答えれないのもカッコ悪いかな?と思い解明することに!!

今回は、

●大根の下茹でに米のとぎ汁なぜ必要?

●米のとぎ汁がない場合の代用品はある?

について紹介します。

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大根の下茹でに米のとぎ汁なぜ必要?

米のとぎ汁で大根を茹でるのは、苦味や臭みなどのアクを抜くためです
そうすることで、大根が白く透明になり味が染みやすくなります。
又、大根独特の苦みを取り除き甘くなるんです。

とぎ汁で下茹でをせずに大根を使うと、
●調理したものがなんとなく大根臭い
●大根に味がしみこみにくい
ことに繋がります。

米のとぎ汁が無いときには、大根1本に対しおちょこ一杯程度の米をお茶パックに入れて茹でると同じ効果が得られます。

意外に大根はアクや大根自体のニオイが強い野菜です。
他の食材と炊き合わせる場合、それを抜かなければ、大根のアクやニオイが勝ってしまうほどです。

単に柔らかくするだけならば水だけで下茹でするだけでOKですが、苦みやニオイは水茹でだけでは取れません。
だから、ちょっと手間!?かもしれませんが、ほんのひと手間加えるだけで、大根が美味しく仕上がるのです。

もしも米のとぎ汁がなく”米”を使う場合は、大根1/2本に対して3本指で2つかみ程度で十分です。
大根の半分ぐらいが好き透ってきたな~というところで取り出し、よく水洗いをしてヌメリを取ります。
これで下茹では完成!!

美味しい料理を作るコツは少しの手間がかかっているか否かなのでしょうね。

気をつける事は、米のとぎ汁を使う場合、米を使う場合共通して、【大根は水から(最初から)ゆでる】ようにするということ。
熱湯になったとぎ汁に大根や米粒を入れても酵素が働かないので無意味になってしまいます。

水だけで下茹では無意味?

普通に水だけで下茹でして、そのあと20分を限度に水につけておけばアクはとれます。
20分以上つけると栄養分が抜けるので注意です。

またアクは取れるものの大根のツヤや甘み、ニオイに関しては、やはり米やとぎ汁を使ったものと比べるとちょっと劣るかな・・・と感じます。

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米のとぎ汁がない場合の代用品はある?

米ぬか

実は大根の下茹でには昔は米ぬかが正統派でした。
いわゆる、米のとぎ汁が代用品。
という事で、実際は米ぬかでやるのが一番おいしく仕上がるそうですが、最近では、家に米ぬかがある方が珍しいですよね。
また、米ぬかで茹でている間の匂いが強い!という事も、米のとぎ汁に変わっていった理由なのでは?と言われています。

片栗粉

片栗粉はどの家庭にもある食材なのではないでしょうか?
いわゆる”でんぷん質”が大根のアクやニオイを取るので、少量(小さじ1杯程度)の片栗粉を入れてゆでると・・・とぎ汁と同じ効果が期待できます。

片栗粉を入れたらゆで汁が固まって”あんかけのあん状”になりますが、水でしっかり洗い流せばよいだけです。

大根は好きな人には気になるものではありませんが、以外とアク(苦みやえぐみ)が取れない野菜なんです。
あの苦みやエグミが無くなるだけですごく食べやすく、おいしい大根になるのは大げさではありません。

まとめ

米のとぎ汁と水だけで茹でた場合を比べてみたのですが、やはり【全く違います!!】
特に、鮮度の良い大根で比べてみたら、その結果は一目瞭然です。
この違い知ったら、絶対米のとぎ汁や米で下茹でしたりますよ♪

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